たま出版・韮澤社長に会う。

昨日、UFOといえば、この人か矢追純一か、と言われる、あのたま出版・韮澤潤一郎社長と2時間ばかり談笑する。

無理矢理仕事にして会いに行ったわけだが、この方の前で、「本当にUFOはいるのですか?」なんて小市民的な質問は恐れ多くてできない。

小学校3年生の課外授業でUFOを目撃して以来、なんと40年間も懲りずにUFOを研究し続けているのである。

何事も続けることは偉大である。

とても柔和な笑顔で「UFOとは地球の文明・文化を遥かに凌ぐ超生命体というべきもので、選ばれた人間しか目撃できない」と諭すように説明してくれた。

「なぜUFOは我々の前にはっきりと姿を現さないんでしょうか?」という俺の愚かな小市民的質問にも、

「当局が隠しているということもあるが、UFOは人間の世界の限界を超えた存在であるから、もしはっきりと現れたら、我々人間の世界は崩壊してしまうだろう」と警告を発し、精神的存在論、認識論といったニラサワ哲学を滔々と語ってくれたのである。ついでに火星人の住民票問題も。

実は、宇宙にはいろんな生命体が存在しており、我々地球人の知らないところでハデに活動しているのである!!

小市民の俺には到底理解することができない。おそらくユングを超えているであろうニラサワ哲学に、俺は思考の限界を感じさせられた。感動。

テレビで見る韮澤先生は、まったくお笑い芸人のようないじられかたであるが、実際は全く違う。

自分の役割を良く知っていて、逆にテレビやそれを喜んで見ている愚かな大衆を笑い飛ばしているということがわかった。

この人こそ、ホントは金星人なのではないか。

赤軍派塩見孝也、「薔薇族」編集長の伊藤文学、カクマルの黒田寛一、文明批評家の太田龍などと肩を並べるキチガイっぷり。

しかも法政大学文学部出身ときた!!

素晴らしい!全く尊敬に値するキチガイジジイである。

韮澤先生の偉大さに比べたら、「火星人の住民票を見せろ」と怒鳴っているワセダの大槻某なんて教授は全くお笑いでしかない。

俺もこんなキチガイジジイになりたいものである。