1年が過ぎた。。。
去年の8月30日、夢と希望を持って(?)、ここフィリピンにやってきて(逃げてきて)、ちょうど1年が過ぎた。
何も考えずに流されるままに渡比したんだが、1年間、本当に苦悩の連続だった気がする。
まず始まりからずっこけた。
もともと、日本の、ある地方の会社の契約スタッフとして派遣されたんだが、こちらへ来た途端に、一緒に渡比した会社の顧問がヘタを打ち、その顧問は責任も取らずに帰国してとんずら(ちなみにこいつ→http://fabon.seesaa.net のんきにブログなんかやってる)。
その後、一緒にいたオレまで疑われて、散々文句言われる始末。そんな日本のスポンサーと上手く行くはずもなく、今年に入って、結局、関係を切られることに。つまり、異国の地に派遣され、異国の地で突然捨てられたわけだ。当然、サラリーも経費も全てカット。
それでも知人、友人、身内の協力で、仕事をもらい、また自分で仕事を作り、何とか今まで生き残ってきた。まさにサバイバル。
また、様々なことで、日本との文化や習慣の違いに苦悩し、加えて、上手く行かない事への焦燥感や孤独感、絶望感、さらに多発した日本の身内の様々なトラブルに苦しめられ、マジでもう全てを終わりにしようと思った事も何度もあったな。この歳になってマジで泣いたもの。
ジムに通ってがむしゃらに身体を鍛える事で精神のバランスを保ってきたように思う。
オレって甘いのよね、結局。いつもこんなんで失敗してきたような気がする。誰を恨んでもしょうがない。自分の責任だから。
しかし、周りのフィリピン人の底抜けに陽気な性格、いわばバカっぽさに助けられてきたような気がする。
まあ、一番大きいのは、多分、ピーナの吸い込まれるような魅力かな。苦悩の中にも笑顔をくれ、リラックスさせられ、普通こんな状況だったら無くなるであろう性欲も、もてあますくらい元気にさせてくれた(笑)。
この歳になって童貞の中学生みたいな恋もしてるし。
それだけオレもフィリピン人化して、日本人としてはダメになってるのかもしれないが。
しかし、ここにきて、とてもありがたい事に、スポンサーに捨てられた事で休眠となっていた会社を利用したいという奇特な方が現れた。
再出発するにあたって、まだまだ問題も多いのだが、できるところまでやってみようと思う。12月までは滞在できるし。
これからどうなることやら。。。
なるようにしかならんのだろうけど。
で、いろいろ仕事募集中です。