ヒロシマ

radical-do2005-08-08

6日はヒロシマ原爆投下60周年だった。
ヒロシマといえば10年近く前に行ったきり。お好み焼きが美味かったことははっきりと覚えている。もちろん原爆ドームや資料館にも足を運んだが、古墳や遺跡を見るのと一緒で遠い昔の出来事という感じで今ひとつ現実感がなかった。
核の恐怖といっても、今のところ退屈な日常の中でそんな恐怖感感じる場面もないし。
人類が発明した究極の自殺兵器、作った科学者や保有者の立場だったら一度作ったものはやっぱり威力を試したいだろう。歴史をもとに戻すことはできない。
唯一の被爆国でその体験を伝えていくのも大事だろうけど、、悲惨なのは誰でもわかる。
俺が興味あるのは、悲惨さよりもなぜ人間は核を必要とするのかということ。

テレビでもいろいろ特集やってたなあ。
当時のアメリカの原爆開発のメンバーだった軍人と被爆したヒロシマの民間人が対面するというのもあった。アメリカの軍人は「パールハーバーで友人をたくさん失った。悲惨なことだが、私の立場からは謝罪しない」といい、被爆した民間人は「本当に原爆の被害がどんなにひどいものかわかっているのか」と怒り心頭の様子。
こうしたほとんどの被爆した民間人も戦争当時は敵を鬼畜米英と憎み、国の政策に乗っかって、異質な人種や考えの人を非国民と攻撃してたんだろう。
時に普通の民間人ってのは政府よりも反動的で残虐になるもんだ。
本当に憎むべきものは何か?

写真は関係ないけど街で見かけた変な人。このクイコミがたまら〜〜ん!