怖い話

まだまだ毎日暑い、、、暑い夏と言えば「怖〜い話」だ。
幽霊話は大好きだ。稲川淳二のライブにも毎年行ってるし(今年も行こう!)、
彼のCDやDVDもほとんど持っている。
テレビで心霊モノをやれば欠かさず見てる。

しかし、唯物論者の俺は幽霊や霊の世界なんてものは全く信じていない。
では、なぜ好きなのか?純粋にエンターテインメントとして好きなだけ。
稲川のライブ見るとわかるけど、彼は一流の語り部ストーリーテラーだと思う。
だから話を聞いてぞ〜っとするのはたまらなく好きだ。

信じていない俺にも不思議な体験はある。大学生の時だ。
ある日、友人が「部屋に幽霊が出る。気持ち悪いので泊まりに来て」と言ってきた。
早速、府中にあるそいつのアパートの一階の部屋に泊まりに行った。
真夜中、俺は友人の裏ビデオ愛染恭子vsトレーシー・ローズ、懐かしい!)をずっ〜と見ていた。
友人は俺がいることで安心したのか横で寝息を立てて寝ている。
しばらくすると、やたら上の部屋が騒がしくなった。
友達でもたくさん泊まりに来て酒でも飲んでいるのか、
話し声は響くし、たまに「ばんざ〜い」とか大きな声出してるし、
さらにドンドンと下にも響くように歩き回っている。
俺は「うるせ〜な、近所迷惑だろ」とか思いながら、裏ビデオ見るのも飽きてそのうち寝てしまった。
朝起きて、友人に「二階のやつ、真夜中にやたらうるさかったよ。学生でも住んでるの?」と聞くと、友人はしばらく黙ったあと、
「二階は空き部屋で誰もいないんだよ」、、、、、、

テレビで心霊モノやるのはありがたいが、霊能者なんてのが出てくると一気に興ざめするな。祟りがある、霊障があると人に説教する前に病院(精神科)行けよと言いたくなる。
ギボアイコもイケダキゾクもあれだけ霊の世界を宣伝してたんだから、
早く霊として公の場に出てきてほしいもんだな。
俺も先述の話も含め、いわゆる虫の知らせなど不思議なことはたくさん経験してきたけど、
不思議なことは不思議なことで、なんでそれをすぐに霊の仕業とか決めつけるんだ。
そんなの思考の停止だよな。不思議なことはちゃんと受け止めこれから調べればいいこと。
タンバテツロウなんかが信じている死後の世界も今や脳科学的に解明されていることだしね。祟りや霊障もそのひと自身の深層心理の問題だと思う。
お守りを無くしたり、有名な心霊スポットに行って、事故にあったりするのも、必ず不幸なことが起きるという思いこみ(無意識)が本当の事故を呼んでしまうってことだな。
とにかく安直に何でも霊のせいにせずに、不思議なことは不思議なことで受け止め、
いろんな角度からその原因を考えるようにしよう。
霊が見えるという奴は本当に見えていると思うが、それは病気とは違う意味での統合失調症だと思う。

メディアもたまには霊現象といわれるものを冷静にあらゆる角度から分析するような番組をやってほしいもんだ。そうしないと、またオウムみたいのが出てくるぜ!