テレビというメディア

radical-do2007-04-02

テレビの功罪について思ったことを。
テレビを情報ツールだと思っている人も多いが、はっきり言おう。テレビに情報価値はない!
なぜかと言うと、テレビというメディアの本質に、視聴者は完全に受け身である、ということがある。その上で視聴者に反射的な強制的刷り込み(洗脳)を行うからだ。
もともと、本当の意味での情報収集には、情報を得ようとする人間の自発性及び能動性が重要である。つまり、自分の頭で考えて、その情報が自分にとって必要か、重要であるかを判断して、自分のものにすることなのである。テレビにはそうした視聴者の自発性及び能動性を必要としないばかりか、それを失わせる性質を持つから危険だ。よく人が騙されるのもそのへんに原因があるのだろう。
何となくテレビを付けて、何となく見て、何となく知った気になって、何となく面白い。。。でも終わればほとんど頭に残っていない。何日かすると完全に忘れている。全く非生産的なものだ。逆に言えば、単なる暇つぶし、お笑いなどのエンターテインメントには、とても向いているということだな、きっと。