知人の死

知り合いのお世話になった方が、
本日午前3時頃、永眠した。

約3カ月前、過労で入院したと聞いたが、
本当は乳ガンで、すでに全身に転移しており、余命3カ月くらいということだった。

何回かお見舞いに行ったが、入院当初は病室で座って話しができるほど元気だったが、
抗ガン剤で髪は抜け落ち、ガリガリに痩せて、お見舞いに行くのが忍びないくらいだった。
でも、全身に痛みが走っているのにもかかわらず、最期までちゃんと対応してくれた。

「お顔が見れて本当に良かった」
これが最期の言葉となった。

サヨウナラ。
アリガトウゴザイマシタ。
オツカレサマ。


あの方の人生は幸せだったのだろうか?
死は安らかに訪れただろうか?

早く死んで欲しいババアは、しぶとく生き恥をさらしているのに、
あんないい人がさっさと死んでいくなんて。
人生なんてこんなもんだよね。

まあ、死というものは生命の本質だし、死ぬのは生物の仕事だからね。

死イコール無。限りない無。
死の向こうには何もない。
もちろん前世も地獄も天国も霊の世界も
そんなものは100%、いや1兆%ない。