絶望の抵抗

radical-do2008-06-19

大阪の労働者の街、西成で暴動が起こったって皆知ってるのかな?
何か三夜連続で労働者が暴れたとか。。。

オレも知り合いのブログで知ったのだけど、
一部のマスコミを除いて、あまり報じてないよね〜
アキバと地震で、ワイドショーでもやんないしぃ。
なぜだろう?

こういう市民運動、反体制運動、社会運動、暴動などは、意図して報道しないようにしているのだな。
全国にはもっともっと不満を持った連中がいるわけで、
こうした報道で運動が広がったら困るということで。

そして、アキバの事件。
権力側は、大衆を監視するいい口実がまたできたと喜んでいるだろう。
「こんな事件が起きるのだから、善良な市民の安全のために、あちこちに監視カメラ付けて、警官うじゃうじゃ配置してもいい」とね。
それにマスゴミが、さらに不安を煽る。

たった刃渡り5センチの十徳ナイフ持ってただけで、ポリ助10人以上に囲まれるなんて、どう考えても異常だろ。

どんなに監視カメラが増えようと、どんなにポリ助がうろうろしてようと、
絶対にアキバのような事件は今後も起こるに決まってる。
逆に管理社会が進めば進むほど、不満分子は爆発する。
アキバを上回る事件が起る可能性もある。

我が母校、法政だって学内をデモっただけで30人近くタイーホされるし、
数人の集会に20人近い公安だぜ。

権力は、存在意義を示すため、実績を残すため、危険人物を犯罪者に仕立て上げなければならないだろう。

一体、権力者はどんな社会にしたいのか?
その黒幕は、一体誰なのか?

管理社会がどんどん進んでいる中、皆、絶望している。
不満の声を上げても、必ず潰されるし、
状況を変えようにも、そのパワーもなければ、資本もない。
皆、ルサンチマンに陥っている。
大衆に緩慢な自殺を推奨している国だな、日本は。
昔は、こうした不満を共産主義運動が解消してくれた。
しかし、今の大衆にとって、もう共産主義は理想ではない。

そんななか、絶望の抵抗はあるかもしれない。
少子化もそうだろう。子ども作っても未来ないし、子ども育てる金もないしと。

皆、やる気をなくして、働くことも止めて、消費も止めて、どんなことにも関心持たないで、ひたすら引きこもる。
そうすれば、経済は衰退する。もちろん国も衰退する。
そしたら革命が起るかもしれない。
これは新しいガンジー主義かもしれない。
社会に参加せずに、絶望することで社会を変えよう!

と、昨日、会社の先輩と焼き肉食いながらこんなことを話してた。


1990年の西成暴動
http://jp.youtube.com/watch?v=F3kvwWE1PKU