「靖国」上映自粛

ホントに情けないな〜
こんな時こそ、逆に宣伝に使うぐらいの、商魂逞しいところでも見せてくれよ。

右翼（というより右翼標榜暴力団、つまり日の丸や菊の御紋を脅しの材料に使う真に不敬なやから）が押し掛けて、
観客の安全が確保できない、というよりも、単なる責任回避。
何か起こっても（起こるわけないと思うが）、責任を取りたくないだけのことだろ。

「靖国」なんて、多分実にくだらない映画だとは予想できるが（監督はチャンコロだし）、
やっぱ批判する前に見ないと始まらないよね。

「靖国」ってのは、中国の「反日」と同様、国のアイデンティティを維持するためのイデオロギーみたいなものだよ。
「遊就館」って、中国や台湾の軍事博物館そっくりだし。

政治家や役人から、民間まで、日本の、責任を取りたくないという風潮は
全て、超A級戦犯ヒロヒトの無責任ぶりに端を発しているのだな。これが。

日本とは何か、を調べていくと、つくづく日本にはアイデンティティがないと実感する今日この頃でした。