富士山ツーリング

radical-do2008-11-24

世の中には二種類の人間がいる。
「バイクに乗る奴」と「バイクに乗らない奴」だ。

ということで、バイクに乗る俺は土曜日、バイク仲間の後輩・小林と富士山を目指したのであった。

中央道石川PAに朝7時くらいに集合。


まずは、富士パノラマラインを通って、自殺の名所である青木ヶ原樹海へ。
うっそうとした深い緑と溶岩石、人は最期には、自然に帰りたいのかね。
死体の一体でも発見したかったねー



富士山周辺をふらふら走って、池田狂の宿敵、大石寺を見物。
だだっぴろい平地に、アホな信者を騙して吸い上げた税金なしのゼニで建てたであろう真新しい建物ばかりで、何のありがたみのなし。


大石寺を見て、気分を害したので、富士宮浅間神社へ。
そして、お宮横丁で名物の焼きそば大盛りを食う。
特にうまいというものでもないが、雰囲気だな、これは。


浅間神社の湧玉池の、澄んだ富士の湧き水で心洗われたのであった、何てね。



そして、元・上九一色村、オウムの施設やガリバー王国があったであろう当たりをふらふら走り、山中湖の三島由紀夫文学館へ。
11月25日の憂国忌も近く、さぞかし人も多いかも、と思ったら、俺らだけのガラガラ。
来年、再度、三島作品を読み返そうと決意した。



締めは、河口湖の甚兵衛茶屋でほうとう定食を食べる。
実は、10年前程、同じくツーリングで訪れたことがあり、ここのほうとうをもう一回食いたかったのだ。
店のおばちゃんも元気で、40年店をやってるという。



バイクで走っている間も、ずーっと富士山が見えていた。
大衆浴場の壁画みたいで恥ずかしいと言った太宰の気持ちがわかる。



走った距離はわずか340キロ。昔は、疲れもせずに1000キロ近くも平気で走ったが、
お互い40代、もう歳、すぐに疲れて、寒さがとっても身にしみたものの、楽しい1日でした。


今度は恐山かな。