素敵なジジイと飲む。

radical-do2008-12-03

いやらしく、下品でも上品でもあり、とても素晴らしい、素敵なヘンタイじいさん、「薔薇族」編集長の伊藤文学さん77歳と下北沢で飲んだ。

このじいさんとは3〜4ヶ月に1回は、彼の住む下北沢で会って食事をご一緒させてもらっている。



まずは、業界の不況を軽く嘆いた後、

昨今の児童ポルノへの締め付けで、少年愛の人たちが生きづらい世の中になっていくこと(文学さんによると、日本には少年愛の人が数十万人はいるという。代表的な人はジャニーさんだが、少年野球やボーイスカウトなど、少年たちの近くにいれる職業についている事が多いという)、

今、ブッキングで売れに売れている「ウホッ!いい男」の作者、山川純一さんのこと、

文学さんだけしか知らない「薔薇族」で活躍した、名もなき才能あふれる作家の事、

あの有名人の、ゲイの話し、

文学さんの個人的な話し、

等々、興味が尽きない話しばかりで盛り上がった。



下北沢の、文学さんの住むマンション近くに新しくできた居酒屋で、

もうすぐ喜寿のじいちゃんと、44歳の中年オヤジが、いやらしい、下品な話しに花を咲かせる風景には、

周りの若い子たちも引いたに違いない。



文学さんも、オレも、お互いノンケで女好きだが、

文学さんは、やっぱり巨乳が好きらしい。

胸の谷間にムラムラするそうだ。

「僕のは小さいけど、まだまだ勃つよ。昔はオナってばかりいたよ」って、自分のオナニーの仕方を滔々と話す。

なんてステキなジジイなんだろう。

そんな文学さんに「君は潜在的には男好きだよ。一回掘られたらゲイの道に走る可能性がある。気をつけなさい」と忠告された。ウホッ!



文学さんの魅力は、自分の好きな事だけをやってきたことにある。

勤めたこともないし、奥さんが事故で死んでも、金がなくなって、家を取られても、どんな不幸に見舞われようとも、

文学さんは、常に我が道を行くである。真のアウトローなのだ。

それで自慢することもないし、オレみたいな若造にも、ちゃんと気を使ってくれる。

オレは人助けしてる、なんていばってるどっかの在日とは器が違う。

オレも長生きできたら、こんなジジイになりたい。



ということで、文学さんのお仕事をお手伝いすることになった。


薔薇族」は休刊後も、自費で出し続け、後2号で通巻400号になる。

文学さんは、400号でけじめをつける、という。。。

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服は下北沢の古着屋シカゴで買ってるそう。↓
若いよ!じいさん!