議長の新年会に行く。
同志中川と元共産同・赤軍派最高幹部の塩見孝也さんの新年会に行った。
会場は、左右のうさんくさい業界連中約70名が結集。
運良く、「実録・連合赤軍」を撮った若松孝二監督がオレたちの席に。
周りが「素晴らしい映画でした」とほめる中、
僭越ながら、若松監督に「映画を批判させて下さい」と話しかけた。
「もっと総括の場面を忠実に徹底的に描いてほしかったです」とオレ。
「あれは短縮したもので、5時間版もあるんだ。あまり凄惨に描くと商業的にも成功しないんだよ」と若松監督。
「みんな勇気がなかったんだー、が監督の捉えた連赤なんですか?そうだとしたらつまんないですね」とオレ。
「レバノンで板東国男に会ったとき、最後に話してくれたことが元になっている」と若松監督。
ふ〜ん。そんなものなのか。
まあ、その他、今昔の左翼運動や戦争のことなど、若松監督の考えを伺うことが出来た。
団塊サヨクから「9条改憲阻止の会」のジイさま連中、精神障害者の元白ヘル、イタリアの「赤い旅団」の支持者であったイタリア人ジャーナリスト、法政学団連の黒ヘルOB、元反戦高協の若い白ヘル、美保純似の美女、ロフトの平野さん、そして、鈴木邦男先生まで、幅広い人たちと交流することができた。確かに赤軍と一水会の飲み会には出会いがあるな。
もちろん最後は、同志中川と塩見議長を囲み討論。
閉店まで、共産主義が現代にどう活きるのか、議長を質問攻めにしたのであった。
同志中川が指摘するように議長の思想は「はちゃめちゃ」かもしれないが、
自己正当化に終始する団塊サヨクと違い、教条的マルクス主義かもしれないが、軸がぶれていないので、オレは好きだ。
「太田竜」を超える「キチガイ(=褒め言葉)」になってほしい。
確かに獄中20年で、あの笑顔は普通の人間ではできないだろう。
議長にクルマを誘導してもらうために。www