選挙

選挙とは、国民に与えられた権利・義務であり、広く国民の意見をくみ上げる制度というのは大間違い。

むしろ権力側の意見を大衆に納得させるためだけの制度である。

愚かな大衆に、政治に参加する「主権」という幻想を与えているだけのもの。

民主主義なんてのは、実際には、国家権力が自分たちの権力支配を維持するためのものだ。

選挙なんかで国が変わるなんてのは、全くの幻想。

むしろ変えたいなら、選挙なんかボイコットすべき。


基本的に、大衆は政治に参加することを許されていない。

実際に参加しようとすれば、徹底的に権力側に弾圧される。

既存の国家権力は、大衆としておとなしく投票に行き、自分たちのマニフェストに同意して、投票してくれることを望む。

そんななか大衆は、政治的な異議申し立てを行うことができないので、せいぜい個人的な不満のはけ口として、ネットに愚痴を書き連ねるか、
クレーマーになることぐらいしかできないだろう。

政治的には疎外されているということだな。奴隷と一緒だ。

そういう大衆の不満は、時には、暴発する。大衆同士の内ゲバになる。

アキバの殺傷事件も、大阪の放火も、「誰でも良かった」的殺人事件になる。

そして、マスゴミがいたずらに不安をあおり、大衆はさらに疑心暗鬼になっていく。

でも、街に監視カメラがあふれ、ケーサツ権力がいくら強化されようとも、

そうした私的犯罪行為はふせぎようがないし、これからも増えていくだろう。